奈良時代の社会と土地制度 標準
2026年9月13日
最終更新日時 :
2026年9月27日
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{"meta":{"grade":"中学1年","field":"歴史","level":"標準","unit":"奈良時代の社会と土地制度","description":""},"questions":[{"id":"1","type":"choice","label":"律令国家の土地制度","question":"律令国家では人々を戸籍に登録し、それをもとに土地を与えました。人々に与えられた土地を何といいますか。","choices":["口分田","荘園","領国","公領"],"hint":"戸籍にもとづいて人々へ配られた土地に注目します。","explanation":"律令国家は戸籍にもとづいて人々に口分田を与えた。"},{"id":"2","type":"sentenceOrder","label":"土地と負担","question":"律令国家の土地と税のしくみについて、語句を並べて文を完成させなさい。","text":"律令国家は{blank}をもとに人々へ{blank}を与え、税や{blank}を負担させた。","words":["戸籍","口分田","労役"],"hint":"土地を与える根拠と人々の負担を結び付けます。","explanation":"戸籍をもとに口分田を与え、人々に税や労役を負担させた。"},{"id":"3","type":"choice","label":"税の負担","question":"口分田を与えられた人々が負担した税として、奈良時代の律令制度に関わるものはどれですか。","choices":["租・庸・調","年貢・公事","地租","関税"],"hint":"土地を与える制度と結び付いた税を考えます。","explanation":"律令国家では人々に口分田を与え、租・庸・調などを負担させた。"},{"id":"4","type":"match","label":"律令制度のしくみ","question":"律令国家の土地制度を、土地を配るしくみと人々の負担に分けて整理しなさい。","groups":[{"name":"土地を配るしくみ","items":["戸籍","口分田","班田収授法"]},{"name":"人々の負担","items":["租・庸・調","労役"]}],"hint":"土地を与える側と負担する側の関係を整理します。","explanation":"戸籍にもとづく班田収授法で口分田を与え、人々は税や労役を負担した。"},{"id":"5","type":"choice","label":"口分田不足","question":"人口が増えると、人々に配る土地が足りなくなり、従来の制度を続けることが難しくなりました。維持が難しくなった制度はどれですか。","choices":["班田収授法","墾田永年私財法","三世一身法","氏姓制度"],"hint":"人口増加で不足した口分田との関係を考えます。","explanation":"人口増加などで口分田が不足し、班田収授法の維持が難しくなった。"},{"id":"6","type":"choice","label":"開墾の奨励","question":"政府が口分田不足に対応するため、新しい土地の開墾を進めようとして出した法はどれですか。","choices":["三世一身法","墾田永年私財法","大宝律令","御成敗式目"],"hint":"土地不足への最初の対応として開墾を促した法を考えます。","explanation":"政府は口分田不足に対応して三世一身法を出し、開墾を進めようとした。"},{"id":"7","type":"sentenceOrder","label":"土地制度の変化","question":"口分田不足から土地制度が変化していく理由を、語句を並べて文を完成させなさい。","text":"人口増加などで{blank}が不足し、政府は新しい土地の{blank}を進め、土地の{blank}が広がった。","words":["口分田","開墾","私有"],"hint":"不足への対応が土地の扱いをどう変えたか考えます。","explanation":"口分田不足から開墾が奨励され、その結果、土地の私有が広がった。"},{"id":"8","type":"order","label":"土地制度の変化","question":"奈良時代の土地制度が変化した流れとして、古いものから順に並べなさい。","items":["戸籍をもとに口分田を与える","人口増加などで口分田が不足する","新しい土地の開墾を奨励する","土地の私有が広がる"],"hint":"土地不足が起こる前と後の変化を追います。","explanation":"口分田を配る制度は、土地不足、開墾奨励を経て私有地の拡大へと変化した。"},{"id":"9","type":"choice","label":"墾田永年私財法","question":"開墾をさらに進めるため、743年には新しく開墾した土地の私有が認められました。この法はどれですか。","choices":["墾田永年私財法","三世一身法","班田収授法","大宝律令"],"hint":"743年と土地の私有を結び付けます。","explanation":"743年の墾田永年私財法で、新しく開墾した土地の私有が認められた。"},{"id":"10","type":"choice","label":"土地私有の影響","question":"墾田永年私財法によって土地の私有が認められた後、有力貴族や寺社が私有地を広げました。この変化は後に何の発達につながりましたか。","choices":["荘園","城下町","惣","藩"],"hint":"私有地が広がった先の土地制度に注目します。","explanation":"有力貴族や寺社の私有地の拡大は、のちの荘園の発達につながった。"},{"id":"11","type":"match","label":"制度の目的と結果","question":"奈良時代の土地制度を、口分田を配る制度と開墾・私有に関わる制度に分けて整理しなさい。","groups":[{"name":"口分田を配る制度","items":["班田収授法","戸籍","口分田"]},{"name":"開墾・私有に関わる制度","items":["三世一身法","墾田永年私財法","荘園"]}],"hint":"国家が土地を配る段階と私有が広がる段階を分けます。","explanation":"班田収授法から、開墾奨励と私有地拡大へ土地制度が変化した。"},{"id":"12","type":"choice","label":"土地制度の因果","question":"奈良時代に土地の私有が広がった理由として最も適切なものはどれですか。","choices":["口分田不足に対応して開墾を奨励したから","武士が守護・地頭を置いたから","遣唐使が停止されたから","鎖国で貿易が制限されたから"],"hint":"土地不足への政府の対応と結果を結び付けます。","explanation":"口分田不足と農地拡大の必要から開墾を奨励し、土地の私有が広がった。"},{"id":"13","type":"choice","label":"制度の変化","question":"奈良時代の土地制度について正しいものをすべて選びなさい。","multiple":true,"correctCount":2,"choices":["戸籍をもとに口分田を与えた","墾田永年私財法で開墾地の私有を認めた","土地の私有は一貫して禁止された","口分田不足は制度に影響しなかった"],"hint":"制度の始まりと、その後の変化を両方確認します。","explanation":"当初は口分田を班給したが、土地不足への対応から開墾地の私有が認められた。"},{"id":"14","type":"sentenceOrder","label":"荘園へのつながり","question":"奈良時代の土地制度の変化が後の社会へどうつながったか、語句を並べて文を完成させなさい。","text":"{blank}で開墾地の私有が認められ、有力貴族や寺社が{blank}を広げ、のちの{blank}の発達につながった。","words":["墾田永年私財法","私有地","荘園"],"hint":"法律・私有地・その後の土地制度をつなげます。","explanation":"墾田永年私財法による私有地の拡大は、のちの荘園の発達につながった。"},{"id":"15","type":"choice","label":"土地制度のまとめ","question":"奈良時代の土地制度の変化を最もよく表す文はどれですか。","choices":["国家が土地を配る制度から私有地が広がる方向へ変化した","私有地をなくしてすべて武士の土地にした","農地を減らして都の土地だけを重視した","土地制度を廃止して税の負担をなくした"],"hint":"班田収授法から開墾地の私有までを一つの流れで考えます。","explanation":"口分田不足への対応で開墾を奨励した結果、土地の私有が広がった。"}],"cards":[{"id":"1","front":{"title":"戸籍をもとに土地を配る","text":"奈良時代の律令国家は、人々と土地を国家の仕組みの中で管理しようとした。そのために用いられたのが**戸籍**である。戸籍にもとづいて人々を把握し、それぞれに口分田を与えることで、国家は土地と人々を結び付けて支配しようとした。土地を与えることは、人々の生活を支えるだけでなく、税や労役を負担させる仕組みの前提にもなっていた。律令国家の土地制度は、まず人々を記録し、その上で土地を配るところから成り立っていた。"},"back":{"title":"戸籍","text":"律令国家は戸籍にもとづいて人々を把握し、口分田を与えた。戸籍は班田収授法を行い、人々に税や労役を負担させるための基礎となった。"}},{"id":"2","front":{"title":"口分田を与える班田収授法","text":"戸籍にもとづいて人々へ**口分田**を与える仕組みが班田収授法である。国家が土地を管理し、人々に班給することで、律令国家は公地公民の考え方を実際の制度として動かそうとした。土地を受け取った人々には、国家を支えるための税や労役の負担が求められた。つまり班田収授法は、土地を配る制度だけではない。人々を国家の支配の中へ組み込み、土地と税を結び付けて政治を支える仕組みでもあった。"},"back":{"title":"口分田","text":"班田収授法では、戸籍にもとづいて人々へ口分田を与えた。土地の班給と税や労役の負担が結び付き、律令国家の政治を支える仕組みとなった。"}},{"id":"3","front":{"title":"税と労役で国家を支える","text":"口分田を与えられた人々には、**租・庸・調**などの税や労役が課された。国家は土地を班給し、その土地を耕す人々から負担を集めることで政治を支えたのである。班田収授法と租・庸・調は別々の制度ではなく、土地を国家が管理し、人々を把握して税を集めるという一つの仕組みの中で結び付いていた。しかし、この制度を続けるには、人々に配るための口分田を確保し続けなければならない。そこにやがて大きな問題が生じる。"},"back":{"title":"租・庸・調","text":"租・庸・調は、律令国家で人々が負担した税や労役である。班田収授法による土地の班給と結び付き、国家の政治を支える仕組みとなった。"}},{"id":"4","front":{"title":"人口が増え、口分田が足りなくなる","text":"律令国家の土地制度は、すべてが順調に続いたわけではない。人口が増えるなどすると、人々へ与えるための**口分田**が不足し始めた。口分田を配ることを前提とする班田収授法にとって、土地が足りなくなることは大きな問題だった。制度を維持するには、新しい農地を増やさなければならない。そこで政府は、人々に新しい土地を開墾させようとする政策を進めることになる。土地を配る仕組みを守るために始めた対応が、やがて土地制度そのものを変えていく。"},"back":{"title":"口分田不足","text":"人口増加などによって口分田が不足し、班田収授法の維持が難しくなった。政府は農地を増やすため、新しい土地の開墾を進める政策をとるようになった。"}},{"id":"5","front":{"title":"三世一身法で開墾を進める","text":"口分田不足に対応するには、新しい農地を増やす必要がある。そこで政府は**三世一身法**を出し、人々に土地の開墾を進めさせようとした。これは、班田収授法を支える土地を増やすための対応だった。しかし、農地を増やす必要はその後も続き、政府はさらに強い開墾の奨励策をとることになる。国家が土地を配る制度を維持しようとして始めた政策は、しだいに土地の私有を認める方向へ進み、律令国家の土地制度に大きな変化をもたらしていく。"},"back":{"title":"三世一身法","text":"政府は口分田不足に対応するため三世一身法を出し、新しい土地の開墾を進めようとした。農地を増やす必要が、その後の土地制度の変化につながっていく。"}},{"id":"6","front":{"title":"743年、私有を認める","text":"農地を増やすための政策はさらに進み、743年には**墾田永年私財法**が出された。これによって、新しく開墾した土地を私有することが認められた。農地を増やすことが目的だったが、その結果、国家が人々へ土地を配ることを基本とする制度とは違う方向が広がり始める。新しく開いた土地を自分のものとして持てるようになれば、土地を多く開墾できる人々ほど私有地を増やしやすくなる。口分田不足への対応が、土地の私有拡大へつながったのである。"},"back":{"title":"墾田永年私財法","text":"743年の墾田永年私財法によって、新しく開墾した土地の私有が認められた。開墾を奨励する政策が、土地の私有を広げる転換点となった。"}},{"id":"7","front":{"title":"貴族や寺社が私有地を広げる","text":"新しく開墾した土地の私有が認められると、有力貴族や寺社は土地を広げていった。こうした私有地の拡大は、のちの**荘園**の発達につながる。政府は口分田不足を解決するために開墾を奨励したが、その政策によって土地の私有が広がり、班田収授法を中心とする土地制度はしだいに変化していった。問題を解決するために行った政策が、別の大きな変化を生んだのである。奈良時代の土地制度は、ここから次の時代へ続く新しい形へ動き始めた。"},"back":{"title":"荘園","text":"墾田永年私財法のもとで有力貴族や寺社が私有地を広げ、それがのちの荘園の発達につながった。土地の私有拡大は律令的土地制度を変化させた。"}},{"id":"8","front":{"title":"土地制度が変わっていく","text":"奈良時代の土地制度は、**班田収授法**で人々へ口分田を与え、租・庸・調などを負担させる仕組みから始まった。しかし人口増加などで口分田が不足すると、政府は三世一身法や墾田永年私財法によって開墾を進めようとした。その結果、土地の私有が広がり、有力貴族や寺社の私有地はのちの荘園の発達へつながっていく。制度を守るための対策が、結果として制度そのものを変えていく。この流れが奈良時代の土地制度の大きな特徴である。"},"back":{"title":"班田収授法から私有地へ","text":"班田収授法は戸籍にもとづいて口分田を与える制度だったが、口分田不足への対応として開墾が奨励され、墾田永年私財法による私有地の拡大へつながった。"}}]}
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